たくさん おぼえて かしこさアップ

“大田区萩中の”しぶや進学塾


難関高校生が学ぶ英語

不定詞 Infinitive

1.不定詞の用法
A,名詞的用法
  @主語として
  To tell a lie is wrong. 嘘をいうことは悪い
  It is wrong to tell a lie. 形式主語意味上の主語
  A目的語(動詞の目的語)
  I forget to post the letter. 手紙を出すのを忘れた。
  I found it difficult to solve the problem.
   形式目的語意味上の目的語
   その問題を解くのがむずかしいと分かった。
  B補語として(主格補語)
   He seems to be rich. 彼は金持ちのようだ。
   His habit is to read in bed. 彼の習慣は床の中で読書することである。

B,形容詞的用法(前、又は後の名詞を修飾する)
  I have no friend to help me. (助けてくれる友がない)
  Give me something to drink. (何か飲み物をください)
  I have no house to live in (前置詞の後置に注意)住む家がない
   = I have no house in which to live./in which I live.
  be 動詞 + 不定詞 ; 予定、必然、義務、可能などを表す・
   The meeting is to be held next Sunday.
   会合は次の日曜日にもようされる − 予定

C,副詞的用法(動詞、形容詞、副詞 又は 文全体を修飾するもの。
       目的、原因、結果、理由、条件などを表す。)
  We go to school to learn. 学ぶために行く。(目的)
  I am glad to see you. あなたにお会いして嬉しい。(原因)
D,独立不定詞(副詞的用法であるが、次の文全体を修飾する。)
  To tell the truth. I don't like him.
  実を言うと私は彼を好まない

2.原形不定詞(to なしの不定詞)の用法
A,助動詞のあと
  He will go. He must go.
  (ought に限り to のある不定詞をとる。)
  You ought to go. 行くべきである。
B.知覚動詞(see, hear, feel, watch 等)の補語として
  I hear her sing. 彼女が歌うのをきく。
    知覚 目的語 原形不定詞
C,使役動詞(make, have, let 等)の補語として
  I made him go. 彼を(むりに)行かせた。(行きたがらない時はmake
  使役 目的語 原形不定詞
  Let him go. 彼を行かせなさい。(行きたがっている時は let
  I had him mend my watch. 私の時計を彼になおしてもらった。
  ☆ 受身になれば to 不定詞をとる。
   He was made to go.

3.不定詞を含む慣用法
A,  have to (ハフトゥ)= must せねばならない。
  What do I have to do?  私は何をなさねばならぬのか
      イギリス英語やマークトゥエン時代の米語は、
        What have I to do?

      1960年代まで、中学高校の英語は、
        Do you have a pen?
      だと、不正解で、
        Have you a pen? 
      が正規の英文法でした。

B,  be + to 不定詞 「〜すべきである」「〜するはずである」
  What am I to do.  何をすべきであろうか。
C,  be about + to 不定詞 「〜せんとしている」(=be going to)
  Something was about to happen.
  何事かが起ころうとしていた。
注意) 不定詞の打ち消しは not や never をto の前におく。
We worked not to fail.
  失敗しないように勉強した。